古川 幸卯子 - Yuko Kogawa
ラインミーツライン / 映像作家 / ドローイングアーティスト
神奈川県横浜市生まれ。
イギリス ロンドン大学ゴールドスミス校ファインアート学科 卒業。
ロンドンの現地ウェブ系制作会社でアニメーターとして活動開始。
帰国後は東京都港区の広告制作会社ピラミッドフィルムに所属。
映像ディレクター・イラストレーターとして、JR東日本、中国資生堂などのCMや、椎名林檎、広瀬香美、ゆず、YUKIなどのミュージックビデオやライブ映像を手がける。
現在も企業ムービー、ウェブやSNS配信向け広告動画コンテンツ等の企画・演出を行っている。
東日本大震災発生直後の2011年3月14日から半年間、南ドイツ新聞電子版に絵日記「YUKOのトーキョー日記」を連載。ドイツで話題となり書籍化された。
イラストエッセイの著作に
「Tagebuch nach Fukushima(邦題:東京一時停止)」(ドイツ カールセン社) 、「38歳のデトックス出産〜分娩台のブライアン・イーノ」(ピッチ・コミュニケーションズ) 等がある。
プライベートでは、幼い時からちょっとヘンな不思議体験 (?) を重ねていた。
ー 小学生の頃、転校先になじめず、自分で造ったオリジナル祈祷塔に向かって厄除け祈願の巫女舞をしていた。
ー ロンドンでの大学時代、テムズ川沿いを歩いていたら 突如目の前に現れた「オカメのお面」にキスをされ、感じたことのない”圧倒的LOVE”を体験する。
ー 社会人になって、三重県のある神社で杉の木に寄り添ったら突然自分の額から三角錐のポリゴンが飛び出て仰天する......
そんな不思議体験で見えたビジョンや感覚を自分のアート作品や映像の仕事にひそかに応用することはあったが、人に言うことはあまり無かった。
(本人曰く「自分でもわけのわからないビジョンについて、人に語れるほどの確信がなかった」)
ある朝、目覚めた瞬間に、(まるでポケモンGO! のように)自分の身体の上に虹色にきらめく3DCGの《レベルUP!》の文字が浮かんだのを感じる。
わけのわからない衝撃とともに深い幸福感に包まれるが、その日から霊性感覚の爆発的発露がスタートする。
「毎晩きっちり同じ時間にぱちんと目が覚める」
「まったく知らない他人の仔細な人生ストーリーや、この世を離れる瞬間のシーンを、本人視点のVR映像のように観せられる」
「知らない映画まるまる一本を、夢の中で先に観る(後日DVDを観てびっくり)」
「睡眠中に背中からドアチャイムが鳴って宇宙人から訪問を受ける」
などなど…
ちょっと楽しいような、しかしかなり苦しく眠れない時期が続く。
その後、神秘学、アカシックレコード、遠隔透視(Remote Viewing)、エネルギーワークなど本格的な師事を受けて能力をコントロールする術を学び、2019年 LINE MEETS LINE - Mind Drawing を開始。
イメージや情報をクリエイティブに伝達するセンスと、無意識世界と繋がるスキルを、自在にミックスして活動している。